菅原クリニック東京脳ドック
脳&血管&見た目を若返らせる脳トレメソッド「カキクケコ」習慣と「BrainSuite」の活用方法について、現役の脳神経外科医である菅原先生にインタビュー
「BrainSuite(ブレインスイート)」で脳健康レベルを把握し、「カキクケコ」メソッドで脳トレを!
年を取れば脳が老化して、記憶力などの認知機能が低下して、少しずつ物忘れが進んでいくのは当然のこと。そういう意味で認知症は、誰でもかかり得る病気・心配しないといけない病気です。
しかし、正しい予防法を実践することで、認知症になる年齢を限りなく後ろ倒しにすることができます。その予防法として私は、脳&血管&見た目を若返らせる「カキクケコ」メソッドを提唱、実践してきました。そして、より能動的かつ継続的に認知症予防に取り組んでいただくためには、受診者お一人おひとりに自身の脳の健康状態をしっかりと理解頂く必要があると考え、「BrainSuite」を導入しました。
BrainSuiteは、認知機能が低下する前の健康な段階における海馬萎縮度合いの把握と⽣活習慣の見直しを可能とするサービスです。認知機能の低下よりも先に萎縮変化が起こるとされる海馬やその体積の経年変化を評価することで、受診者ご本人が自分の脳の健康状態について理解できるようになります。そして、この「気付き」があってこそ、脳を元気にする「カキクケコ」メソッドをより効果的かつ継続的に取り組んでいただけるようになったと思います。
当院は、脳の健康状態やリスクを詳細に把握したうえで、医学的に正しい認知症予防法を続けることで、「認知症を予防して、年齢を重ねても元気に、いきいきと生活できる。そして、思う存分人生を楽しむ」、そんな人生の助けになることを目指しております。
脳を元気にする「カキクケコ」メソッド
「カキクケコ」メソッドは、私が日常の臨床の場面で患者さんから教えて頂いた経験と、最新の脳科学・医学論文などから得た知見を組み合わせて作り上げました。
- カ「嚙む(かむ)」
- 最高の脳トレは、嚙むこと!
- 歯周病は認知症のリスク。嚙むことで海馬は育つ。
- キ「聞く(きく)」
- 聞く力を守って、認知症最大のリスクを防ぐ!
- 難聴は認知症のリスク。聴覚からの刺激は、脳の活性化に重要。
- ク「口元(くちもと)」
- 笑う門には福来る。口角を上げて、ストレスを和らげよう!
- ストレスは認知症のリスク。口角を上げることで、前向きな気分になり、ストレスが軽減される。
- ケ「血管(けっかん)」
- 脳を守るためには、健康な食事と運動を通して、血管を守る!
- 肥満や運動不足は認知症のリスク。運動によって、海馬は育つ。
- コ「交流(こうりゅう)」
- 人との交流で、いつまでも元気な脳を!
- 孤立は認知症のリスク。人と交流し刺激を得たり、アウトプットを増やしたりすることで脳の活性化につながる。
+チャレンジ「やってみたかったこと」にどんどん挑戦して、いつまでもワクワクし続けよう!
「カキクケコ」メソッドは、脳の健康をしっかりと保つため認知症予防法であると同時に、あらゆる年齢の人にとって効果的な「脳トレ」です。高齢の方だけでなく、脳を元気にし、仕事のパフォーマンスを上げたい若い方々もぜひ実践してみてください。
詳しくはこちら『認知症予防のカキクケコメソッド(著:菅原道仁)』
脳の病気にならないためにはどうしたらよいか、そのアドバイスが重要
当クリニックでは、私が救急医療現場で働いた脳神経外科専門医の経験とエビデンスを元に、皆さんのお悩みに対する正しい診断だけではなく、すばやく症状を改善させる治療を行ってまいります。
そして、将来、脳の病気にならないためにはどうしたらよいかということまでもアドバイスさせていただきます。
例えば脳卒中は生活習慣病と関連しているので、予防、早期発見、早期治療が不可欠です。
そして物忘れ、つまり認知機能の低下も、ストレスや生活習慣その他様々な要因によって進み、ゆくゆくは認知症に進んでしまいうること、その逆に、正しい予防法を効果的に続けることで脳の健康を保つことができることも分かっています。まずは、ご自身の脳の健康状態を知っていただくためにも「BrainSuite」を受検し、生活習慣を改善することでより生き生きとした人生につながればと願っています。