脳の海馬は生活習慣の改善を行うことで「大きく」できる可能性があり、海馬を萎縮させないことが、脳の健康を保ち、認知症の早期対策につながります。
「BrainSuite」は、東北⼤学加齢医学研究所の開発したAI画像解析技術に基づき、健康なうちから海馬の大きさを知り、予防行動につなげる検査です。
BrainSuiteとは
BrainSuiteは全国の提携病院・クリニックで検査できます
検査後にレポートを提供。海馬の大きさがわかり、同年代・性別と比較ができます。
東北⼤学加齢医学研究所の開発したAI画像解析技術に基づき、記憶をつかさどる「海馬」の大きさを測る脳検査です 。
海馬は30代より萎縮が始まることがわかっていますが、生活習慣の改善を行うことで萎縮を抑え、「大きく」できる可能性もあります。海馬の大きさを知り、海馬を萎縮させないことが、脳の健康維持と認知症の早期対策につながります。
具体的には、 頭部MRI画像から海馬の体積を精密に測定します。検査結果レポートでは海馬の体積や同年代比較・経年変化予測、海馬を健康に保つ方法などを解説します。レポートはMyPageより確認でき、MyPageでは3Dビューワーでの脳画像や、脳健康に役立つコンテンツも閲覧できます。また、BrainSuiteを運営するCogSmart専属の医師や看護師による結果説明や生活習慣改善の相談予約を行うこともできます。
年齢を重ねるにつれ、脳の神経細胞の減少により、記憶力や理解力、判断力などの認知機能も低下していきます。
脳は体全体の司令塔です。ほぼすべての臓器の活動をコントロールしている脳の機能が衰えると、身体活動も精神活動もスムーズに運ばなくなります。充実した日常生活・社会生活を送るためには、「体と脳の両方の健康」を保つことが大切です。
海馬は記憶力をつかさどり、脳の中で最も早く認知機能低下の初期的な兆候が現れます。運動不足や睡眠不足、ストレス、食生活の乱れなどが原因となって、30代より萎縮が始まり、50代から加速度的に縮んでいく場合もあると言われています。
一方で、運動などの生活習慣の改善により、脳の中で唯一「神経新生」という神経細胞の生まれ変わりも生じる部位です。神経新生が起きることにより海馬の萎縮を抑え、海馬が大きくなることもあります。
BrainSuiteでは、現在の海馬の大きさ・萎縮度を正確に把握することができ、早期の生活習慣改善と脳の健康維持につなげていただける検査です。
一般的な脳ドックは主に脳卒中や脳腫瘍・脳動脈瘤など血管の異常や腫瘍の発見を早期に行うことを目的にした検査です。頭部MRI・MRA画像から医師の目視で異常を発見します。
BrainSuiteの脳画像解析は脳の領域の一つである海馬の体積を維持することを目的にした解析で、AI(人工知能)が組み込まれたソフトウェアで行われます。小指程度の大きさの海馬の数m㎥レベルの微細な変化を捉える必要があるため、専用のソフトウェアが必要となります。
BrainSuiteはMRI検査となりますので、MRI検査を受けることができる20代以上の方を対象としたサービスです。
提携の病院・クリニックでBrainSuiteの検査を受けることができます。
病院・クリニックの一覧は、こちらです。
将来の認知機能の低下につながる海馬の萎縮は、30代より始まると言われています。
このため、30代より検査することを推奨いたします。
検査結果はMyPageにログインすることで、時間や場所を問わずご確認いただけます。
MyPageにログインすることで検査結果をご確認いただけます。その他にも、3Dビューワーによる脳画像の閲覧や、脳の健康に良い情報(記事や動画)を掲載しています。MyPageより、BrainSuiteを運営するCogSmart専属の医師や看護師による結果説明や生活習慣改善の相談予約を行うこともできます。
BrainSuiteは保険適用外のサービスです。 料金は病院・クリニックごとに設定されており、病院・クリニックの詳細ページ内「BrainSuite情報」よりご確認いただけます。
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東北大学加齢医学研究所の瀧教授による紹介動画です。